メリットの多い夫婦共有名義のマイホーム

【マイホームの購入時】

最近の住宅価額の高騰で、もはや都心にマイホームを購入するのは夢のような話でもありますが、父母もしくは祖父母から「住宅取得資金贈与の非課税枠」を利用し、贈与を受ければ、購入する物件により500万～1,500万まで贈与税が非課税扱いになります。これは夫婦二人の共有名義のマイホームの場合、二人それぞれで非課税枠を利用できるので、2倍お得になります。一定の要件をクリアする必要があるので、詳細は税理士などにお問い合わせください。

【住宅ローンを組む時】

住宅ローン控除も夫婦それぞれが受けることが出来るので、こちらも2倍お得です。

【マイホームを売却した時】

マイホームを売却した時、「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」が受けられます。これも夫婦二人の共有名義であれば、それぞれが3000万控除を受けられるので、譲渡所得税の大幅な節税が見込めます。

以上、メリットしかないような夫婦共有名義のマイホームですが、デメリットを強いて挙げるのであれば、離婚した時の財産分与で揉める種になりうるという事です。