「医療費控除」の対象?④不妊治療

少子化と言われて久しい日本ですが、相変わらず人工授精・体外受精・様々な不妊治療は高額です。これに対し国や自治体では、治療に要する費用の一部を助成していますが、満足いく額ではないとの指摘も多いです。

そこで少しでも負担感を和らげるためにも、これら不妊治療にかかった費用は、医師の判断による不妊治療に関しては医療費控除の適用が可能です。所得(収入金額ではない!)200万以上であれば、10万以上が一般的には医療費控除の対象と言われている一つの目安金額ですが、もし助成金給付金をもらっている場合は、支払った金額から差し引く必要があります。治療は高額なので、差しい引いても尚10万を超えている場合は、確定申告の医療費控除でしっかり取り戻しましょう。

決して安い治療ではないので、これまでも治療中の女性のお客様にはかなり感謝された覚えがあります。真剣に治療されていても金銭的な負担で治療を続けてゆくことが難しい方もおられる中で、少しでも負担の軽減につながることを祈っております。