クレジットカードでの納税のメリット・デメリット

最近何かと耳にすることが増えてきた「クレジットカード納付」ですが、その背景としてほぼ全ての国税及び地方税がクレジットカードで支払うことができるように整備されたことが挙げられます。相変わらず、一部の地方自治体によっては、対応が遅れているところもあるので事前に確認は必要ですが、確定申告前にクレジットカード納付を検討してみるのもよいかもしれません。なお、既に口座振替による納付を利用されている方は「口座振替廃止届」を提出する必要があるのをお忘れなく。

では、なぜ最近クレジットカード納付に切替える方が増えているのかというと、①ポイントやマイレージが付く ②分割払いが可能 ③24時間いつでも決済できる等のメリットが大きいからです。特に納税額が大きい場合、支払う税金にポイントが付くのはうれしい限りです。

一方デメリットは、納税額に応じて決済手数料がかかることです。国税では1万円までは83円、以後は1万円を超えるごとに76円+消費税が加算されます。ちなみに100万納付すると8,360円も手数料がかかります。この金額を上回るポイントが付かない限り躊躇してしまう金額です。納税額が分かった段階で一度シミュレーションしてから判断してみて下さい。↓以下は決済手数料のシミュレーションが簡単にできるサイトになります。

国税クレジットお支払サイト (noufu.jp)